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2022.10.27

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産業廃棄物の処理費用はいくらかかる?単価や費用を抑えるコツ、業者の選び方も解説

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排出事業者は産業廃棄物の処理を委託する場合に、その種類や数量(重量)に応じた処理費用を支払わなくてはなりません。
費用の安さだけで処理業者を選ぶと、法律で定められた適切な処分がされずに排出事業者が罰則を受ける可能性があります。
本記事では、産業廃棄物の処理費用や費用を抑えるポイント、信頼できる処理業者の選び方などを解説します。産業廃棄物の処理費用について知りたいなら、ぜひ参考にしてください。

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産業廃棄物の処理にかかる費用とは

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産業廃棄物の処理費用はどのように計算するのでしょうか。ここでは、処理対象となる産業廃棄物の種類と処理費用の算出法、地域や処理業者での費用の違いなどを解説します。

産業廃棄物とは

産業廃棄物とは、事業活動に伴い発生した廃棄物のうち、法令で定められている20種類の廃棄物のことをいいます。
具体的には以下となります。

あらゆる業種から排出されるもの (1) 燃え殻
(2) 汚泥
(3) 廃油
(4) 廃酸
(5) 廃アルカリ
(6) 廃プラスチック類
(7) ゴムくず
(8) 金属くず
(9) ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず
(10) 鉱さい
(11) がれき類
(12) ばいじん
排出する業種が限定されるもの (13) 紙くず
(14) 木くず
(15) 繊維くず
(16) 植物性残さ
(17) 動物系固形不要物
(18) 動物のふん尿
(19) 動物の死体
(20) 以上19種の産業廃棄物を処分するために処理したもので、上記に該当しないもの(例:コンクリート固形化物など)

産業廃棄物処理費用の算出方法

産業廃棄物の処理費用は、一般的に「単価」で提示されます。品目によって㎥やkg (t) に換算され費用が算出されます。

処理費用は業者や地域によって異なる

産業廃棄物の処理は、排出事業者が自ら行う場合と処理業者に委託する方法があります。産業廃棄物は収集・運搬から中間処理、最終処分まで広く行う必要があり、複雑な工程が多いため、通常は収集運搬業者や処理業者に委託します。

処理費用は処理業者ごと、都道府県・地域・エリアごとにそれぞれ異なるため、必ず事前に確認しましょう。

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産業廃棄物の処理費用を安くするポイント

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産業廃棄物の処理費用は、工夫することで抑えられます。ここでは、処理費用を安くする4つのポイントを解説します。

産業廃棄物を分別しておく

産業廃棄物は種類が違うものが混在していると分別の手間がかかるため、高額な費用が発生するケースが少なくありません。処理業者に委託する前に産業廃棄物を分別しておけば、処理にかかる費用を節約できます。

分別のための人的リソースや時間が不足している場合は、リサイクルが可能なものだけでも最低限分類しておきましょう。古紙や金属くずなどは有償で買い取ってもらえることもあり、分別費用と買取額のバランス次第でコスト削減が可能です。

工場の設備を見直してみる

産業廃棄物の処理費用は1kgあたりの単価を元に計算されることが多く、排出する産業廃棄物の重量が少なければ処理にかかる費用も安くなります。工場の設備をより質の高い設備へ更新することで性能・効率が上がると、排出する廃棄物が削減されます。結果処理費用の抑制につながるため、長期的な視点で全体を見直してみるのも1つの方法です。

相見積もりを取る

産業廃棄物処理の費用は業者ごとに異なるため、複数の業者に見積もりを依頼して比較検討をしましょう。また複数社から見積もりを取れば、他社の価格を提示しながら見積もり交渉をすることも可能です。

産業廃棄物処理業者を見直す

処理費用を安く抑えるには、今まで依頼していた業者から思い切ってほかの業者に切り替えると大幅にコスト削減につながることもあります。長い付き合いだから気が引ける、見直しは面倒、妥当な業者を知らないなどの理由で変えていない場合は、年数が経って相場が変化しているのに昔の高い金額のままで依頼していることもあるでしょう。

コスト削減を真剣に考えるなら、他の処理業者との検討も必要です。

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産業廃棄物処理業者を選ぶポイント

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産業廃棄物の処理を委託するなら、法を遵守して処理を行っている業者を選ばなくてはなりません。初めて処理業者を利用する、他社から切り替えるなどの場合は、以下のポイントに留意して選ぶようにしましょう。

価格の安さだけで判断しない

排出事業者は、処理業者が最終処理を行うまですべての工程に責任を負います。単価が安いという理由だけで業者を選んでしまうと許可を得ていない可能性があります。悪質な処理業者なら料金表にない追加料金を請求されたりなどのトラブルにつながることもあるでしょう。必ずどのような業者なのか、料金だけではなく実績や体制、評判なども確認しましょう。

認可業者か確認する

産業廃棄物の処理を行うには、都道府県の許可が必要です。処理業者に依頼するなら、産業廃棄物運搬・処理の許可を得ているかどうかを最低限確認しましょう。契約書の記載内容に間違いがないか、内容に漏れがないかなども必ずチェックしてください。

「優良産廃処理業者」に認定されている

都道府県の許可だけでなく、環境省が推奨する「優良産廃処理業者」の認定を受けている業者もあります。遵法性・事業の透明性・環境配慮の取り組みなどで一定の基準を満たしている業者なので、より安心して依頼ができます。

マニフェストの応対がしっかりしている業者か確認する

マニフェスト(産業廃棄物管理票)とは、産業廃棄物の処理が適正に実施されたかどうかを確認するために作成する書類のことです。排出事業者は委託した産業廃棄物が適正に最終処分されたか、マニフェストを通じて最後までチェックをしなくてはなりません。

通常マニフェストは、排出事業者が処理業者に対して紙ないしは電子で発行します。産業廃棄物の処理が終了すると処理業者からマニフェストが返送され、適切に処理が行われたことを確認できます。委託する業者を選ぶなら、これらの対応がしっかりできるところを選ぶようにしましょう。

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まとめ

産業廃棄物の処理は収集・運搬から中間処理、最終処分まで行う必要があり、通常は処理業者に委託することになります。処理費用は都道府県ごとに異なる相場があるものの、同じ地域でも業者によって費用が異なるため必ず事前に確認しましょう。

産業廃棄物の処理はその最終工程まで排出事業者が責任を負います。そのため処理業者は価格の安さだけで選ぶのではなく、都道府県の許可を得た信頼のおける業者を選ぶことが重要です。

北海サンド工業は北海道で最初に鉱さいの中間処理の許可を取った会社で、通常は埋め立てになってしまうような燃え殻・ばいじん・鉱さい・汚泥などの産業廃棄物を適切に処理するだけではなく、リサイクルにも積極的に取り組んでいます。この試みや産廃物処理における安心感を多くの排出排事業者様に評価されています。

産廃物処理やリサイクルなどでお困りなら、北海サンド工業にぜひご相談ください。

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鉱さい(ブラスト材)・無機性汚泥・燃え殻・ばいじんの産業廃棄物処理のほか、再生ブラスト材、滑り止め撒き砂、焼砂・乾燥砂の製造・販売を行っています。自社工場で使用済み鉱さい(ブラスト材)の処分と再生ができる道内では数少ないメーカーの1つ。安全・安心な商品を提供します。

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